(醤油 91~105)

○ 「凄麺 横浜 とろみ もやしそば」(ヤマダイ)


 横浜の味「サンマー麺」をここに再現!と蓋に書いてあります。サンマー麺、以前に食べたことがあるのかよく覚えていません。

 横浜中華街があるということでかなり中華っぽい味になっているのかなと想像していたら、中華風醤油味と蓋に書いてありました。とりあえずお湯を入れます。

 4分後に蓋を開けて液体スープと粉末スープ、そしてレトルトの具を入れると完成。見た目はあっさりのもやしそばといった感じです。

 まずはスープを一口いただきます。あっさりとしていてとろみのあるスープ。出汁の味が解らないくらいモヤシの出汁が効いています。

 具はモヤシ、ニンジン、長ネギの3種類。モヤシとニンジンはレトルトなのでシャキシャキしていてとても美味しいですね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ノンフライ特有のツルツル感とコシの強さがありますね。スープのあっさりさともバッチリ合っています。

 モヤシの美味しさとあっさりとしたとろみのあるスープが特徴の一品。サンマー麺のことはもう忘れません。



凄麺 横浜 とろみ もやしそば1



凄麺 横浜 とろみ もやしそば2



凄麺 横浜 とろみ もやしそば3







○ 「スーパーカップ チャーシューしょうゆ」(エースコック)


 お馴染みのスーパーカップシリーズからチャーシューしょうゆが登場です。

 一瞬、鶏ガラしょうゆと間違えそうなのですが、スーパーカップが誕生してから20年ということでチャーシューしょうゆとして生まれ変わりました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを注ぐと鶏ガラと醤油の混ざったとても食欲をそそる香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。鶏の味がしっかりと出ていて芳醇な醤油が味わえるスープはなんとも美味しいですね。

 具はチャーシュー、メンマ、コーン、長ネギの4種類。ラインナップは前作と同じなのですが、味わい深いチャーシューが2枚入っています。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。とにかく、満足のいくボリュームです。味の方もカップ麺らしくて美味しくいただけます。

 前作の鶏ガラしょうゆのDNAを忘れずに美味しさをパワーアップさせた一品。さすが、ロングセラーといった味わいでした。



スーパーカップ チャーシューしょうゆ1



スーパーカップ チャーシューしょうゆ2



スーパーカップ チャーシューしょうゆ3






○ 「麺職人 鶏ガラ醤油」(日清)


 お馴染み麺職人シリーズの鶏ガラ醤油バージョンの登場。以前に鶏だし醤油バージョンがありましたが、その後継です。

 鶏だし醤油バージョンからさらに美味しくなったということですが、はたして違いを感じることができるのか。ドキドキしながらお湯を入れました。

 4分後に蓋を開けて液体スープを入れて海苔を乗せると完成。鶏ガラ出汁スープと海苔の良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。鶏ガラ出汁の効いたスープにほんのりと甘めの醤油が混ざっていてとても美味しいスープですね。

 具は海苔、ナルト、メンマ、長ネギの4種類。特に海苔の風味がとても良いですね。スープや麺ともよく合うので美味しくいただけます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした食感に加えて、ちぢれた麺がスープとよく絡むのでとても良い味わいになります。

 正直、鶏だしから鶏ガラへの違いはよくわかりませんが、間違いなく美味しくいただける一品。さすが麺職人といったところです。




麺職人 鶏ガラ醤油1



麺職人 鶏ガラ醤油2



麺職人 鶏ガラ醤油3







○ 「背脂しょうゆラーメン」(サンヨー食品)


 背脂と辛だれがしょうゆラーメンの味わいを深めます。といったことに加えて「京都醸造の白味噌合わせの辛だれ」や「シマソース焼塩使用」と書いてあります。

 これだけでもかなり味にこだわっているということが伝わってきますが、やはり食べてみなくては解らないので張り切ってお湯を入れました。

 4分後に蓋を開けて粉スープと液体スープを入れてよくかき混ぜ、最後に仕上げの小袋から調味油を入れると完成。何とも美味しそうです。

 早速、スープを一口いただきます。少し辛味のあるスープは見た目よりあっさりとしている醤油味。背脂は入っているのですが、そんなにしつこくないです。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。特にチャーシューがメチャウマですね。脂が乗っていてとても良い感じに仕上がっています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺ツルッとした食感に加えてコシの方もまあまああります。そして、麺自体もなかなか良い味を出していますね。

 本格的な背脂入りカップ麺の中でも気軽に食べることができる一品。癖のない風味がそう感じさせるのかもしれません。




背脂しょうゆラーメン1



背脂しょうゆラーメン2



背脂しょうゆラーメン3







○ 「懐かしの中華そば 中華そば本舗 旨み醤油ラーメン」(サンヨー食品)


 カップに書いてある中華そば本舗劇場。それを読んでいると懐かしい気分になります。

 このカップ麺のシチュエーションは食べると懐かしい思い出が甦ってくる。そんなところでしょうか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて風味の素を入れるとスープの香りがメンマの香りに負けてしまうといった懐かしい中華そばの香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。鶏ガラベースの醤油味のスープはメンマの出汁もよく効いていて懐かしい味がします。

 具はチャーシュー、メンマ、ナルト、長ネギの4種類。中華そばといえばこのラインナップなのですよね。見た目も味わいもさらに懐かしさを感じさせてくれます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。どちらかといえばスナック麺に近いような感じがします。その麺はやや柔らかいのですがスープとの相性はバッチリです。

 全国統一的な懐かしい中華そばの味を再現してくれた一品。これを食べていると思わず炒飯を食べたくなる。そんなことを思い出させてくれました。



懐かしの中華そば 中華そば本舗 旨み醤油1



懐かしの中華そば 中華そば本舗 旨み醤油2



懐かしの中華そば 中華そば本舗 旨み醤油3







○ 「チキンラーメン 広東風 とき玉麺」(日清)


 直ぐ美味しい。凄く美味しいのチキンラーメンシリーズから広東風とき玉麺が登場しました。

 「中国麺ロードを行く」といった企画で4種類のカップ麺が誕生しましたが、その中の一つです。チキンラーメンが広東風になるとどんな味なのか。

 食べるのを楽しみにお湯を入れて3分待ちました。蓋を開けるといつものチキンラーメンのとても良い香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。

 早速、スープを一口いただきます。お馴染みのチキンラーメンの味がするのですが、ややとろみがあり、少しまろやかな感じもします。

 具はカニかま、タマゴ、キクラゲ、ゴマ、長ネギの5種類。カニかまとタマゴが広東風らしくしてくれています。

 麺はお馴染みのチキンラーメンそのまんま。生麺タイプやノンフライ麺も美味しいのですが、やはりチキンラーメンはこの麺に限ります。

 ちょっとした工夫があってチキンラーメンそのものも忘れていない一品。世代を選ぶことなく味わえるカップ麺に仕上がっています。



チキンラーメン 広東風 とき玉麺1



チキンラーメン 広東風 とき玉麺2



チキンラーメン 広東風 とき玉麺3







○ 「こだわりの醤油ラーメン」(日清)


 蓋に描いてある龍の絵と「丸大豆醤油に煮干しがきいた厳選スープ」といったことがとても期待感を増大させてくれます。

 縦型カップなのにラーメンの命とも言えるスープにとことんこだわってくれたとのこと。ワクワクしながらお湯を入れました。

 3分後に蓋を開けると、、醤油と煮干し出汁の混ざったとても良い香りが漂ってきたのとビッシリと詰まったナルトが目に入ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。豚系の出汁がベースとなっているスープに煮干しが混ざっているといった感じ。醤油の味もとてもいいですね。

 具は肉、ナルト、メンマ、長ネギの4種類。ジューシーな肉の味わいも良いのですが、ナルトがたくさん入っているのも嬉しいです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。どちらかというとスナック麺に近いタイプでやや細めの麺はスープとよく絡んでくれます。

 形は小さいのですが、間違いなくスープにこだわっている一品。最後の一滴まで美味しくいただくことができました。



こだわりの醤油ラーメン1



こだわりの醤油ラーメン2



こだわりの醤油ラーメン3








○ 「上州らーめん しょうゆ」(大黒)


 醤油をベースにあっさりしたスープを使い、上州で作り上げたらーめんです。そんなことが蓋に書いてあります。

 会社の所在地は群馬県。当たり前のことを書いているだけなのですが、不思議と美味しさを感じさせるものだなと思いながらお湯を入れました。

 3分後に蓋を開けると、ビッシリと詰まったワカメが目に飛び込んできました。スープの香りはそんなにしないですね。

 まずはスープを一口いただきます。チキンとポークをベースとしたあっさりとしたスープにしょうゆをちょこっと落としたような感じです。

 具はワカメ、コーン、ゴマ、長ネギの4種類。特にワカメが印象的に残ります。そして、スープにアクセントを加えるゴマも良いですね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。麺は柔らかめなのですがスープやゴマ、そしてワカメと絡み合うのでとても美味しくいただけます。

 癖が無くあっさりとしたところが美味しく感じる一品。最後の最後までゴマの風味も楽しめたことが印象に残りました。



上州らーめん しょうゆ1



上州らーめん しょうゆ2



上州らーめん しょうゆ3







○ 「濃脂 尾道中華そば 醤油味」(寿がきや)


 コクのある背脂がたっぷり入った濃い旨味のスープ。蓋にこんなことが書いてあるのに加えてとても良い雰囲気を醸し出しています。

 風味とコクを楽しめそうなカップ麺ということでいつも以上にワクワクした気持ちでお湯を入れました。

 5分後に蓋を開けて液体スープを入れると芳醇な醤油の香りと背脂の甘い香りが漂ってきました。これは食欲をそそりますね。

 まずはスープを一口いただきます。鶏だし系のスープに豚の背脂が加わったような感じです。特に背脂の味わいがなんとも良い感じになっています。

 具はメンマ、長ネギの2種類。美味しい背脂が入っているので余計な具は必要ありません。その中でもメンマが良いアクセントとなっていますね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。若干幅広の麺はツルツルとした食感に加えてモチモチとしており、スープや背脂とよく絡んで美味しくいただけます。

 美味しい背脂が入ったとてもコクのある一品。それなのにカロリーが300台というところも魅力の一つかもしれません。




濃脂 尾道中華そば 醤油味1



濃脂 尾道中華そば 醤油味2



濃脂 尾道中華そば 醤油味3







○ 「カップスター しょうゆ BIG」(サンヨー食品)


 カップヌードルシリーズにBIGが次から次へと登場しているのにカップスターには不思議と登場しない。

 そんなことを思っていたらようやく登場しました。お馴染みのカップスターを思いっきり食べることが出来るということでワクワクしてお湯を入れました。

 3分後に蓋を開けると、スナック麺特有の香ばしい醤油とエビの良い香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。

 まずはスープを一口いただきます。香り同様に醤油の香ばしさを感じるスープは香辛料も効いていてとても美味しくいただけます。

 具は肉、エビ、カマボコ、タマゴ、長ネギの5種類。特にエビと肉は噛めば噛むほど味が出るというくらいに良い味わいとなっています。

 麺はスナック麺タイプ。やや柔らかいのですが麺自体にスープの味が染みこんでいるので美味しくいただけ量も満足がいくものとなっています。

 お馴染みの味を満足のいくまで楽しめる一品。まさに味だけでなく食べごたえもスターとしての資格があるといったところでしょう。



カップスター しょうゆ BIG1



カップスター しょうゆ BIG2



カップスター しょうゆ BIG3






○ 「ぶらり瀬戸内 愛媛しょうゆラーメン」(日清)


 愛媛県産の真鯛・椎茸のダシを使い、愛媛県の郷土料理「伊予さつま」の味をほんのり効かせ、愛媛県内で醸造した醤油・伯方の塩で味をととのえた。

 そんなことが蓋に書いてありました。かなり味に工夫がされているといった印象を受けます。食べるのがとても嬉しくなってきましたよ。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れると熟成された醤油と和風出汁の混ざった食欲をそそる香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。思ったよりもまろやかなスープに美味しい醤油が入っているといった感じがします。椎茸のエキスがまろやかなのでしょうね。

 具はチャーシュー、メンマ、ワカメ、長ネギの4種類。特にチャーシューは結構な味わいで噛めば噛むほど味が出てくるといった感じです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした良い食感に加えちょっと幅広の麺がスープとよく絡むのでとても美味しくいただけます。

 こだわったスープの美味しさが特に印象的な一品。愛媛ラーメンの店が全国展開する日もそう遠くないなと実感しました。



ぶらり瀬戸内 愛媛しょうゆラーメン1



ぶらり瀬戸内 愛媛しょうゆラーメン2



ぶらり瀬戸内 愛媛しょうゆラーメン3







○ 「広東風 五目麺 とろみ醤油仕立て」(明星)

 
 広東風といえばとろみがあって味わいあるスープが印象にありますが、漠然とした定義はよく解らないというのが正直な話です。

 でも、このカップ麺を食べたら少しは理解出来るかもしれない。そんな甘い考えを持ちながらお湯を入れましたよ。

 4分後に蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜます。すると、中華系のスープの香りが漂ってきました。結構本格的な香りですね。

 まずはスープを一口いただきます。とろみのあるスープはXO醤も入っていてとても本格的な味わい。おそらく、鶏ガラ系のスープが元になっていると思います。

 具は肉団子、タマゴ、メンマ、チンゲンサイ、赤ピーマンの5種類。特に肉団子は良い味わいとなっており、メンマはシャキシャキとした食感です。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。やや太めの麺はモチモチとしていてとても良い感じ。とろみのあるスープともよく絡まります。

 たった4分で本格的な広東風を味わえる一品。特にスープはメチャウマでもっと大きいカップでいただきたいくらいでした。




広東風 五目麺 とろみ醤油仕立て1



広東風 五目麺 とろみ醤油仕立て2



広東風 五目麺 とろみ醤油仕立て3








○ 「マルちゃんのわんたん麺 醤油味」(マルちゃん)


 マルちゃんのわんたん麺は一度食べたような気がしてスルーしていたのですが、店側が「新商品」と表示しています。

 どうしたものかと調べてみると蓋のデザインが変わっているとともに肉入りワンタンが「8個」から「たっぷり!」に変わっていました。

 そんなカップ麺にお湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れるとカップ麺の醤油味の王道といった感じの香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。ポークエキスをベースとしたスープに醤油が良い感じで混ざっています。とても飲みやすくて美味しいですね。

 具はワンタン、メンマ、長ネギの3種類。目玉のワンタンはツルッとしているのに加えて肉が入っているので結構美味しくいただけます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。麺のちぢれ具合がスープによく絡む感じなので美味しくいただくことが出来ます。

 まさに美味しいワンタンをたくさんいただける一品。ワンタンの数も減ることなくしっかり8個入っているというのが嬉しいです。



マルちゃんのわんたん麺 醤油味1



マルちゃんのわんたん麺 醤油味2



マルちゃんのわんたん麺 醤油味3








○ 「マルちゃんのニラ玉ラーメン」(マルちゃん)


 お弁当のおかずで入っていたらとても嬉しい気分になるニラ玉。熱々ご飯のおかずとして最適なニラ玉。

 そんなニラ玉が入ったカップ麺として登場したのがこれです。しかも中華風醤油味ということで美味しさに工夫がなされているような感じがしますね。

 お湯を入れて3分、液体スープを入れてよくかき混ぜるとゴマの良い香りが混ざったチキンスープの香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。とろみのあるスープは中華風という言葉がピッタリの味わい。その本格的な味には満足の一言です。

 具はニラ、タマゴ、ゴマの3種類。フワフワとしたタマゴとニラの風味がとても良い感じとなっています。特にタマゴはメチャウマですね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺なのですがよくちぢれているためスープがよく絡んでとても美味しくいただけます。

 軽いノリで本格中華風ラーメンを味わうことができる一品。ニラ玉の美味しさも十分に味わえるツウ好みのカップ麺です。




マルちゃんのニラ玉ラーメン1



マルちゃんのニラ玉ラーメン2



マルちゃんのニラ玉ラーメン3







○ 「和風だし 濃しょうゆ ノンフライ太麺」(ヤマダイ)


 真っ赤な筆字で大きく書かれた「和風だし 濃しょうゆ」という文字だけでも不思議と美味しそうに見えます。

 鶏ガラスープや豚骨スープが主流となっていたラーメン業界に一石を投じた和風だしスープ。はたしてどんな感じに仕上がっているのか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてレトルト具材と焼き海苔を添えれば完成。和風だしの良い香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。動物系のスープがベースとなっており、その中に和風だしが入ったというような感じ。わりとサッパリとした味わいですね。

 具はチャーシュー、メンマ、焼き海苔、長ネギの4種類。特にチャーシューはレトルトということもあって脂が乗っておりとても美味しくいただけます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。太くてコシのしっかりとした麺はツルツルとした食感も加わって本当に美味しいなと感じることができます。

 美味しい太麺と味わいのあるスープが印象的な一品。和風だしが入っている美味しいラーメンを食べたい方にお薦めですね。



和風だし 濃しょうゆ ノンフライ太麺1



和風だし 濃しょうゆ ノンフライ太麺2



和風だし 濃しょうゆ ノンフライ太麺3









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